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【医師解説】厚生労働省承認のヒアルロン酸ジュビダーム!ジュビダームの効果と持続。

「しわ改善でヒアルロン酸注入をしたい。」
「ヒアルロン酸注入でジュビダームを受けたけど、どんな製剤だったのかな?」
「厚生労働省承認のヒアルロン酸製剤でしわ治療を受けてみたい。」

そのような疑問・質問を持っている方は少なくありません。
そのため、今回ヒアルロン酸ジュビダームについてよくある疑問・質問についてまとめていきます

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は元々肌にある物質であり、それを注入剤としてつくられた製剤です。
そのため、ヒアルロン酸は大まかに言えばfillerと呼ばれます。
fillerとは注入剤のことです。
注入することによってボリュームを出してほうれい線や口角のしわをうめて消したり、鼻やアゴに注入して鼻を高くしたり、アゴをシャープにしたりして形成します。(※)
なお、ヒアルロン酸製剤の種類は国内だけでも数十種類もあります。

(※)詳しくは【医師解説】失敗しないヒアルロン酸注入の全ての知識。効果・7つのリスク・製剤種類

ジュビダームの種類

以下の5種類あります。

1 ジュビダームビスタウルトラ:0.8cc、柔らかい、持続期間8〜12ヶ月
2 ジュビダームビスタウルトラXC:1cc、1の製剤に麻酔入り、持続期間8〜12ヶ月
3 ジュビダームビスタウルトラプラス:0.8cc、硬さがある、持続期間8〜12ヶ月
4 ジュビダームビスタウルトラプラスXC:1cc、3の製剤に麻酔入り、持続期間8〜12ヶ月
5 ジュビダームビスタボリューマXC:1cc、硬さがある、持続期間18〜24ヶ月

それぞれ適応部位が異なります。

・額(1〜5全て)
・こめかみ(1〜5全て)
・眉間(1〜4)
・ホホ上(1〜5全て)
・ホホ骨下(1〜4)
・ほうれい線(1〜4)
・口角(1〜4)
・涙袋(1〜2)
・目の下(1〜2)
・目の上(1〜2)
・眼窩縁(1〜2)
・目尻(1〜2)
・口唇(1〜2)
・口唇上(1〜2)
・鼻(適応部位ではありません。)
・アゴ(3〜5)

大まかな目安としては
柔らかく仕上げたい場合は1〜2、硬くしっかり仕上げたい場合は3〜5となります。

(口唇、眼瞼への使用及び隆鼻術等の形状の変更を目的とした使用はジュビダームの適応に含まれないとされています。)

ジュビダームの効果

ジュビダームは組織親和性・凝集性が高いためなじみやすく長期的にソフトな仕上がりに優れています。
凸凹・しこりのリスクが極めて少ないです。
そのため、しわ改善からなめらかなボリュームアップ、アゴなどの輪郭形成に適しています。
(鼻は適応部位ではありません。)

ジュビダームの安全性

ジュビダームビスタ厚生労働省承認(2014年3月)
ジュビダームビスタボリューマ厚生労働省承認(2016年9月)
の安心・信頼のおけるヒアルロン酸製剤です。
なお、130種類以上あるヒアルロン酸製剤の中でも日本の厚生労働省の認可・承認をクリアしている製剤は
・レスチレン
・パーレーン
・ジュビダーム

の3種類のみです。(2017年現在)
ちなみに、レスチレンが厚生労働省承認をクリアしたのが2015年のためジュビダームは日本で初めて厚生労働省の認可を得ているということが言えますね。
そのため、ジュビダームは高い安全性が確認・証明されています。

ジュビダームの効果持続期間

効果持続期間は8〜12ヶ月です。
1年近く効果実感が期待できます。
(ボリューマは18〜24ヶ月で2年近く効果実感が期待できます。)
なお、ヒアルロン酸注入を繰り返した方は効果持続期間が長くなっていきます。
そのため、同じく厚生労働省承認製剤のレスチレン・パーレーンよりも長い持続期間が期待できます。

ジュビダームの特徴

・長期持続性
・成形成
・低吸収性
・リフト力が高い
・組織親和性が高い
という特徴があります。

注入している医師の側としては、ソフトに注入することができ注入後に形をより整えることができます。
そして、注入後にヒアルロン酸が流れにくく長期的に形をキープすることができるので優れた製剤と言えます。

ジュビダームの痛み

注入ですので痛みがあります。
これは一般的なヒアルロン酸製剤と同様なチクッとする程度の痛みです。
また、当日ジンジンする程度の痛みが出たりする場合もあります。
なお、激痛が出ることはありませんのでご安心下さい。

ジュビダームの腫れ・内出血

ジュビダームはヒアルロン酸製剤なので注入による腫れ・内出血が多少あります。
腫れはそんなに気にならず直後で完成で満足されることが多いですが、平均的には1週間で10%程度ボリュームが減少します。
なお、内出血は出ないことの方が多いですが出てしまった場合は1〜2週間かけて吸収されてなくなります。

ジュビダームのリスク

ジュビダームはヒアルロン酸製剤のためヒアルロン酸にまつわるリスクがあります。
血流障害によって皮膚を栄養している血管が閉塞することによって皮膚にダメージが出てしまいます。
血流障害のリスクが1万人に1人であり滅多に起きませんがリスクはゼロではありません。
また、ヒアルロン酸注入によってヒアルロン酸が感染してしまうことも稀にあります。
いずれにせよそのような場合は溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)をする必要があります。
そのため、ヒアルロン酸注入は手軽ですが信頼できる医師を選んだ方が良いでしょう。

ジュビダームの料金

ジュビダームは1本3〜8万円のことが多いです。
(麻酔入りの方が金額が高くなります。)
また、ボリューマは価格が高く8〜11万円です。
価格的にはヒアルロン酸製剤の中では高い方になりますね。
厚生労働省未認可の激安ヒアルロン酸製剤<レスチレン<ジュビダーム
というのがざっくりとした価格帯ですね。
(厚生労働省未認可であっても優れた製剤はあります。)

ヒアルロン酸ジュビダームでよく聞かれる12の質問

以下がジュビダームでよく聞かれる12の質問となります。

Q1 ジュビダームは安全ですか?

ジュビダームは日本の厚生労働省の認可を取得している数少なくヒアルロン酸製剤です。
そのため、安全性は非常に高いと言えます。

Q2 ジュビダームは2年くらい持続することはありますか?

通常、ジュビダームは8〜12ヶ月で吸収されてなくなります。
ただ、ヒアルロン酸注入は繰り返すことによって効果持続期間が長くなっていきます。
そのため、3,4回の注入をしてからであればジュビダームでも2年くらい効果が持続することもあります。
なお、ジュビダームビスタボリューマであれば18〜24ヶ月の持続期間のため2年の効果持続期間も十分に期待できます。

Q3 2日前に、目の下にジュビダームを注入してもらいました。
少し量が多い気がします。
腫れが引けばなじみますか?

2日前に、目の下にジュビダームを注入したんですね。
平均的には1週間以上経過すれば10%くらいボリュームが減少しなじみます。
そのため、まずは1週間以上様子をみた方が良いと思います。
1週間以上様子をみて仕上がりが気になれば担当医を受診しましょう。
場合によっては溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)をする場合があります。

Q4 ほうれい線のヒアルロン酸ジュビダームを受けました。
仕上がりが気に入らないのですが、溶かす注射でなくなりますか?

ほうれい線のヒアルロン酸ジュビダームを受けたんですね。
仕上がりが気に入らないのであれば、溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)で溶かすことが可能です。
ヒアルロニダーゼを注射すると当日にはほとんど溶けます。
1週間経てば溶かす注射が完成です。

Q5 口角にジュビダームビスタウルトラXCの注入をしてもらいました。
溶かす注射をした場合は、次のヒアルロン酸注入はいつ頃可能ですか?

溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)をした場合は溶かす活性が最低1週間は持続しています。
そのため、次のヒアルロン酸注入は最低1週間以上あけてからした方が良いでしょう。

Q6 半年前にほうれい線にヒアルロン酸注入をしました。
仕上がりが気に入らず、今回ヒアルロン酸ジュビダームの注入をしたいと考えています。
ヒアルロン酸製剤の種類が違いますが大丈夫でしょうか?

基本的にはヒアルロン酸製剤の種類が違っていても問題ありません。
今回ヒアルロン酸ジュビダーム注入しても大丈夫です。
ご安心下さい。

Q7 アゴにヒアルロン酸注入を考えています。
ジュビダームは良いですか?

アゴのヒアルロン酸注入であればジュビダームは優れています。
特に良いのが
・ジュビダームビスタウルトラプラスXC
・ジュビダームビスタボリューマ
です。
アゴを硬くしっかりとシャープに仕上げることが可能です。
また長期的にもヒアルロン酸が流れにくく、形がキープできます。

Q8 鼻を少し高くしたいです。
ジュビダームを鼻に注入することはできますか?

ジュビダームビスタウルトラプラスやジュビダームボリューマは比較的硬い製剤です。
ただ、鼻へのジュビダームは適応外使用であり認められていません。
また、硬さで考えても鼻にもっと適した製剤はあります。
鼻にオススメなヒアルロン酸製剤は、パーレーン、クレヴィエルコントア、クレヴィエルプライムです。
私が特に好きなのはクレヴィエルコントアですね。
硬くシャープな仕上がりで長期的にも綺麗になります。

Q9 3日前にほうれい線のヒアルロン酸ジュビダーム注入を受けましたが、内出血が出てしまいました。
これを早く引かせる方法はありますか?
いつ頃なくなりますか?

3日前にジュビダーム注入を受けて内出血が出てしまったんですね。
残念ながら早く引かせる方法はありません。
ただ、1〜2週間かけて吸収されてなくなりますのでご安心下さい。

Q10 1週間前にリフトアップするヒアルロン酸ジュビダームの注入治療を受けました。
リフトアップ効果はどのくらい持続しますか?

リフトアップするヒアルロン酸ジュビダームを受けたんですね。
それはMD-Codes、Vシェイプ、ビスタシェイプのことでしょう。
ジュビダームビスタウルトラプラスXCとジュビダームビスタボリューマXCのどちらを使用したかで異なります。
持続期間は
ジュビダームビスタウルトラプラスXCであれば6〜8ヶ月程度
ジュビダームビスタボリューマXCであれば12〜15ヶ月程度
のことが多いです。
なお、たるみの程度によっても異なりますので医師に確認しましょう。

Q11 目の下のクマ・ふくらみが気になります。
ヒアルロン酸ジュビダームは目の下にオススメでしょうか?

目の下のクマ・ふくらみはヒアルロン酸注入で改善することが多いです。
ジュビダームはソフトで馴染みが良いので目の下の注入に適しています。
なお、ジュビダームを注入した場合は直後〜1週間くらいまでは少しふくらみが気になる場合もありますので注意点となります。
また、ジュビダームウルトラXCが柔らかいため適した製剤と言えます。

Q12 唇にヒアルロン酸注入を考えています。
ヒアルロン酸ジュビダームはどうでしょうか?
オススメですか?

唇はヒアルロン酸ジュビダームは厚生労働省承認の箇所ではありません。
ただ、組織親和性も良く注入することはあります。
種類としては、柔らかい製剤であるジュビダームビスタウルトラXCが良いです。
オススメですね。

まとめ

以上、ヒアルロン酸ジュビダームについてのまとめ・よくある質問でした。
いかがだったでしょうか?
ジュビダームは効果・安全性が高く信頼のできるヒアルロン酸製剤です。
ヒアルロン酸注入を考えている方は特にオススメの製剤と言えます。

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