美肌・若返り

【医師解説】額のヒアルロン酸注入の効果・8つのリスク・ダウンタイム・まとめ

額にシワが刻まれてるのを見ると、ガッカリしてしまう・・・。
そんなことは少なくないでしょう。
また、額がツルッとしてもっと丸みがあれば可愛らしく見えるになあ。
などと思っている方は少なくないでしょう。
そのため、額に丸みを出したい眉間のシワを改善させるために美容医療クリニックを受診される方は少なくありません。
額を丸くする方法としては主に以下の2つの方法があります。

1 ヒアルロン酸注入
2 脂肪注入

この中でも手軽・安全で効果が確実な額のヒアルロン酸注入に関して美容外科医・美容皮膚科医の視点からまとめていきます。

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は元々肌にある物質であり、それを注入剤としてつくられた製剤です。
そのため、ヒアルロン酸は大まかに言えばfillerと呼ばれます。
fillerとは注入剤のことです。
注入することによってボリュームを出してほうれい線や口角のしわをうめて消したり、鼻やアゴに注入して鼻を高くしたり、アゴをシャープにしたりして形成します。
なお、ヒアルロン酸製剤の種類は国内だけでも数十種類もあります。

ヒアルロン酸注入の流れ

1 医師とカウンセリング

医師と注入したい箇所や必要なヒアルロン酸の本数、リスクなど説明を受けます。

2 料金の説明や同意書の記入など

料金の説明を受け、納得すればそこで同意書等を記入し料金の支払いをします。

3 注入処置

額にヒアルロン酸を注入します。
(骨膜上もしくは骨膜下に注入していきます。)
注入するための針を刺す回数は額の状態・医師のやり方によって異なりますが3〜5回です。
そのため、処置室にて数分で処置は終了します。
(表面麻酔クリームや表面麻酔テープを用いる場合は20〜30分プラスで時間がかかります。)

4 帰宅

終了後にメイクやマスクをして帰宅します。

額のヒアルロン酸注入のダウンタイム

注射ですので腫れや内出血のリスクがあります。
ただ、腫れは直後から全然気にならないことがほとんどでしょうが完全になじむまでには1週間程度かかります。
また、製剤にもよりますが2週間程度経過するとボリュームが10%程度減ります。
なお、内出血はある一定の割合で起きてしまいます。
ただ、内出血が起きてしまってもごく小範囲であり1〜2週間で必ず吸収されていきます。
また、内出血はマイクロカニューレという鈍針を使用することによってリスクを下げることが可能です。(※)
直後からメイクも可能です。
そのため、当日に予定があっても基本的には問題ない処置であると言えます。

(※)通常の針の先端は先が尖っていて鋭いです。そのため、血管に刺さってしまうと内出血しやすいですし大きな内出血が起きてしまうこともあります。しかし、マイクロカニューレは針の先端が丸くなっています。鈍針と言います。そのため、血管に刺さったり内出血するリスクが極めて低いと言えます。またヒアルロン酸による血流障害などのリスクを減らすことができるため眉間のヒアルロン酸注入に関してマイクロカニューレを使用されることはオススメです。

オススメのヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸製剤は国内だけで何十種類があります。
そして、製剤によってソフトな仕上がり・持ち上げ力・持続力などが大きくことなるため結果として仕上がりに大きく影響します。
例えば、柔らすぎる製剤を使用してしまうと1〜2ヶ月するとほとんど吸収されてしまいますし、硬い製剤だと凹凸のリスクがあります。そんな中で額に対するヒアルロン酸製剤として適しているオススメの3種類のヒアルロン酸製剤を紹介していきます。
この3種類の製剤のいずれかで経験のある医師が施術すれば後悔することはほとんどないでしょう。
なお、値段を比較する場合は1本1ccで比較すると良いと思います。
(注入量は1本となります。目安は2〜4本です。額を丸くする場合は5本以上必要なことはまずないでしょう。)

1 ジュビダームビスタ ウルトラ

長期持続性(1年間)・なめらかでソフトな仕上がり・厚生労働省認可などの特徴があり、額の注入に優れています。
価格は1本5〜7万円で決して安くはないですが持続期間は1年間です。
そのため、質の高い安全なヒアルロン酸製剤を使用したいという方にオススメです。

2 クレヴィエル プライム

クレヴィエルプライムは高濃度でありながらソフトな仕上がり持続期間が長い(12〜15ヶ月)という特徴があります。
特に1のジュビダームビスタウルトラと比べても高い密度がありながらソフトな仕上がりですので額に適している製剤と言えます。
価格は1本7〜9万円のクリニックが多いかと思います。

3 レスチレン

レスチレンは粒子が小さくソフトな仕上がりに優れています。そのため、額の注入に適している製剤と言えます。
凸凹のリスクが極めて少ないという利点があります。
欠点としては持続期間が短いことです。3〜6ヶ月間で吸収されてなくなってしまいます。
ただ、価格は安く1本 3〜6万円のクリニックが多いです。

そのため、額のヒアルロン酸注入に関しては上記3種類がオススメであり、
「マクロレーン(VRF20,30)」、「パーレーン」、「クレヴィエルコントア」、「ジュビダームビスタウルトラプラス」などは硬いためあまり適していません。
「ニューラミス」、「ビタール」などは柔らかすぎ持続期間も短く適していません。

額のヒアルロン酸注入の8つの効果・メリット

1 額のシワが目立たなくなる。

額にヒアルロン酸でボリュームを出すことによって額のシワを改善し目立たなくさせることが可能です。
そのため、ボトックス注射をしなくても大丈夫になったという声も度々聞きます。

2 立体感が出る。

額にヒアルロン酸を注入することによって顔に立体感が出ます。
顔に立体感が出ることで整った印象にすることが可能です。

3 可愛らしくなる。

額に丸みが出ることにより可愛らしく見えます。
芸能人で言えば沢尻エリカさんは額に丸みがありとても可愛らしいですね。
なお、ヒアルロン酸の注入量はひとり、ひとりに合った注入量とすることが可能です。
額にもよりますがだいたい、2〜4cc程度の注入量となることが多いです。
なお、2週間以上経過するとボリュームが10%くらい減るため少し注入量が多いかなと思うくらいがベストのことが多いです。
(5cc以上の注入量になることはほとんどありません。)

4 女性らしさが出る。

年々額の丸みは失われていき、ゴツゴツした印象となってしまいます。
そのため、額にヒアルロン酸を注入し丸みを出すことによって女性らしさを強調することができます。

5 リフトアップ効果。

額のボリュームが出ることにより、目元のリフトアップ効果があります。そのため、目を開けやすくなったり、目を大きく魅せる効果もあります。
6 額の肌にハリが出る。

額にシワが刻まれている方は、肌のコラーゲン繊維などの弾力繊維が減少しています。
そのため、額の肌のハリも低下しています。
そういった状態ですのでヒアルロン酸によって額にボリュームを出すことによって額の肌にハリが出てきます。

7 即効性がある。

ヒアルロン酸注入は即効性があります。
つまり注入した瞬間にはほぼ完成なわけです。
注入直後に額が丸くなっているという実感できるということが大きな利点でしょう。

8 仕上がりが自然。

 
ヒアルロン酸注入はもちろん注入量にもよりますが、自然な仕上がりが可能です。
そのため、周囲にバレてしまうリスクは少ないでしょう。
手軽にできて仕上がりが自然ということは大きな魅力ですよね。

額のヒアルロン酸注入の8つのリスク・合併症

1 痛み。

痛みは注入の時だけです
その後に痛みことは基本的にはありません。
(ジンジンする感じの痛みが数時間程度持続する可能性があります。)

2 腫れ・内出血。

注射ですので腫れや内出血のリスクがあります。
内出血してしまった場合は1〜2週間かけて吸収されます。

3 凹凸・しこり。

額へのヒアルロン酸注入は通常マイクロカニューレを用いて行いますが注入は難しく凹凸がでやすいです。
そして、直後は凹凸は多少出ることが多いですが、通常1週間程度で気にならなくなります。
なお、このリスクは施術する医師の技術と用いる製剤によって変わります。
そのため、適切なヒアルロン酸製剤で注入することが重要となります。
また、凹凸やしこりはヒアルロニダーゼを注射して分解し改善することも可能です。
ヒアルロニダーゼで溶解した場合は1〜2日でほとんどシコリやヒアルロン酸を溶解でき1〜2週間経過すればヒアルロン酸を再度注入することが可能です。
手軽にヒアルロン酸を溶解できるということは大きな利点ですが1000人に1人くらいの割合でアレルギーが起きるということが注意点となります。

4 長期的には持たない。

ヒアルロン酸は手軽でメリットは大きいですがいずれ分解されてしまい一生は持続しないです。
なお、注入を繰り返すと効果の持続期間は長くなっていきます。

5 感染。

非常に稀ですが感染してしまい、赤く腫れて痛みが出てしまうことがあります。
その場合は溶かす薬(ヒアルロニダーゼ)を注射することによって溶かすことによって改善します。

6 アレルギー。

赤く腫れたりしてアレルギー反応が出る場合があります。
なお、このアレルギーのリスクは製剤によっても異なるため国内で承認されている製剤を使用した方が良いと言えます。
また、アレルギー反応が起きてしまった場合はヒアルロニダーゼで早期に改善しますのでご安心下さい。

7 血流障害。

頻度としては非常にまれですが、ヒアルロン酸注入は血管の閉塞による血流障害(※)の合併症は1万人に1人の割合で起きてしまいます。
また、額のヒアルロン酸注入は重篤な血流障害の症例報告もある部位です。
そのため、リスクを下げるためにマイクロカニューレの使用は必ず必要と言えます。
また、経験豊富な医師にしてもらった方が良いでしょう。

(※)血流障害に関して詳しくはこの記事参照

8 左右差が出てしまうことがある。

注入技術の未熟さ、あるいはもともとの額の脂肪や筋肉のつき方によっては左右差が目立ってしまう場合があります。
その場合は、追加で修正のヒアルロン酸注入をしてもらった方が良いでしょう。
追加で注入する場合は、その場で追加するか2週間程度し落ち着いてからした方が良いでしょう。

まとめ

額のヒアルロン酸注入はたった数分で可愛らしくそしてシワを改善し若返ることが可能です。
また、マイクロカニューレを使用すればリスクがとても少ないですが凹凸が出ることが少なくない施術です。
そのため、額を丸く可愛らしくしたいと悩んでいる方はヒアルロン酸注入を受けてみる価値は十分にあると言えます。
ヒアルロン酸製剤の選択や医師の技術やマイクロカニューレの使用が重要なためどのような製剤を使用すると良いのかを含めて信頼できる医師を選びましょう。

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