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【医師解説】ヒアルロン酸ダブル注入法の効果と注意点まとめ。

「アゴにヒアルロン酸注入したけど物足りなかった。」
「ヒアルロン酸を組み合わせて注入できるのか?」
などと思っている方は少なくありません。
最新のヒアルロン酸注入法として、2種類のヒアルロン酸製剤を組み合わせて注入する方法があります。
ヒアルロン酸のダブル注入法です。
今回、ヒアルロン酸注入のコンビネーションであるダブル注入法について説明していきます。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は大まかに言えばfillerと呼ばれます。
fillerとは注入剤のことです。
注入することによってボリュームを出してほうれい線や口角のしわをうめて消したり、鼻やアゴに注入して鼻を高くしたり、アゴをシャープにしたりして形成します。
なお、ヒアルロン酸製剤の種類は世界で130種類以上もあります。

ヒアルロン酸のダブル注入法とは

ヒアルロン酸のダブル注入法は2種類のヒアルロン酸製剤を組み合わせて注入する方法です。
2種類の異なる性質の製剤を組み合わせて注入するため、1種類のヒアルロン酸製剤では実現できないクオリティーになります。
1種類のヒアルロン酸では80〜90点の仕上がりしかできないところ、ダブル注入法で100点の仕上がりを目指せることということです。

ヒアルロン酸のダブル注入法のイメージ

ヒアルロン酸のダブル注入法は1種類のヒアルロン酸を骨膜上など深い位置に注入し、もう1種類のヒアルロン酸を真皮下や皮下など浅い位置に注入します。
イメージとしてはこの図のような感じです。


ヒアルロン酸Aを浅い位置に注入、ヒアルロン酸Bを深い位置に注入しています。
ヒアルロン酸Aは柔らかくなめらかなタイプ、ヒアルロン酸Bを硬く長持ちするタイプのヒアルロン酸などにします。

また、同じ深さで少し注入位置を変えて注入する場合もあります。
ヒアルロン酸ダブル注入法はケースバイケースです。

ヒアルロン酸のダブル注入法で使用するヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸ダブル注入法で使用するヒアルロン酸製剤は
・硬い製剤
・柔らかい製剤
のコンビネーションのことが多いです。
または、
・硬い製剤
・成形性の高い製剤
のコンビネーションです。
そのため、クレヴィエルやボリューマが用いられることが多いですね。

ヒアルロン酸のダブル注入法の効果

ヒアルロン酸のダブル注入法の効果・クオリティーは高いです。
硬いヒアルロン酸でしっかりと持ち上げながら、なめらかな効果を出せます。
アゴにヒアルロン酸ダブル注入した場合は、シャープなラインを形成しつつしっかりと綺麗にアゴを前に出してEラインを整えることが可能です。
アゴが後退していてかなりない人であっても、アゴにヒアルロン酸のダブル注入をすれば綺麗なEラインをつくることもできます。
目の下に注入した場合は、硬いヒアルロン酸を使いながらなめらかな仕上がりにもできます。

ヒアルロン酸のダブル注入法のリスク・ダウンタイム

リスク・ダウンタイムは通常のヒアルロン酸注入と同様です。

【腫れ】
直後から完成に近い仕上がりですが、若干の腫れがあります。
腫れは1週間で基本的になくなります。

【内出血】
また、内出血してしまうことが稀にあります。
内出血してしまった場合は1〜2週間かけてなくなります。

ヒアルロン酸のダブル注入法がオススメな人

1 最高のクオリティーでヒアルロン酸注入を受けたい人

ヒアルロン酸のダブル注入法であれば1種類のヒアルロン酸注入の時よりも良い仕上がりができます。
通常のヒアルロン酸注入を超えた最高のクオリティーで施術を受けたい人にオススメと言えますね。

2 アゴの後退の程度が強い人

アゴがかなり引っ込んでいて、後退している人は通常のヒアルロン酸注入だけではどうしても限界があります。
そういった人はヒアルロン酸のダブル注入がオススメです。

3 とにかくシャープなアゴをつくりたい人

2種類のヒアルロン酸を組み合わせることによって、アゴのシャープさを追求することができます。とにかくシャープなアゴ・フェイスラインにしたい方にオススメと言えますね。

4 ヒアルロン酸を長持ちさせたい人

持続期間の長いヒアルロン酸は硬い製剤のことが多くなめらかな仕上がりができないため、例えば目の下には注入できません。
しかし、ヒアルロン酸のダブル注入法であれば目の下も注入可能です
効果の持続期間の長いヒアルロン酸を使いながら、なめらかな仕上がりができます。
そのため、ヒアルロン酸注入で長持ちする効果が欲しい人にオススメです。

ヒアルロン酸のダブル注入法の注意点

1 ヒアルロン酸製剤の特性への深い知識・注入技術が必要とされる

コンビネーションのダブル注入方法はヒアルロン酸注入の応用です。
日本国内では行っている医師はあまり多くはありません。
(韓国では行っている医師は少なくありません。)
豊富な症例・経験値がないと綺麗に仕上がることができません。
そのため、きちんとした症例写真を提示できる信頼のできる医師を選びましょう。

2 鈍痛が1〜2日続くことがある

硬いヒアルロン酸製剤を用います。
そのため、注入当日〜翌日にかけて鈍痛を軽く感じることがあります。
ただ、様子をみれば必ずなくなります。

ヒアルロン酸ダブル注入の安全性

同じ部位に違う種類のヒアルロン酸製剤を混ぜても安全性は問題ありません。
ヒアルロン酸の製剤の種類が異なっていても、ヒアルロン酸自体は本質的には同じです。
ヒアルロン酸の粒子のサイズが違っていたり、密度が違っていたり、架橋剤のBDDE(※)等の量が違うことくらいです。
そのため、違う種類のヒアルロン酸製剤をコンビネーションでダブル注入してもアレルギーが起きやすくなったりなどはないと言えるでしょう。
ただ、ヒアルロン酸の注入量には注意がいります。

(※)BDDEとはヒアルロン酸同士を結合させる架橋剤の化学物質です。
BDDEがあることによってヒアルロン酸が吸収されにくくなり長く効果が持続します。
ヒアルロン酸の架橋剤としてはBDDEが使用されている製剤が一般的です。

まとめ

・ヒアルロン酸のダブル注入法によってヒアルロン酸注入のクオリティーを高めることができる。
・シャープかつなめらかな仕上がりなど可能。
・ヒアルロン酸のダブル注入法の経験が豊富な医師は日本国内では少ない。
・ダウンタイムやリスクは通常のヒアルロン酸注入と同様

以上、いかがだったでしょうか。
クオリティーの高いヒアルロン酸注入を受けたい方はヒアルロン酸のダブル注入がオススメです。
ただ、経験がある医師は少ないため信頼できる医師を選びましょう。

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