顔の整形

【医師解説】顔の脂肪吸引の腫れ・ダウンタイム・4つのリスクまとめ。

「頬やアゴ下をすっきりとさせたい。」
「お顔痩せがしたい。」
「小顔になりたい。」
そういう風に思っている方は少なくないでしょう。
小顔目的で来院される方は多いです。
そのため、脂肪をとってスッキリとさせることができる脂肪吸引の需要は多いです。
今回、お顔の脂肪吸引に関して美容外科医の視点から説明していきます。

顔の脂肪吸引とは?

脂肪吸引とは、麻酔の注射をして管を挿入し皮下脂肪を吸引する施術です。
そのため、脂肪細胞の数を減らすことができます。
脂肪細胞の数が減るためその分顔のボリュームが減り小顔効果があります。
顔の吸引できる部位のメインは頬下・フェイスライン・アゴ下です。
また、少量であれば頬上を吸引することも可能です。
また、傷跡は耳の後ろになるため目立ちません。

顔の脂肪吸引の効果

皮下脂肪を吸引するため脂肪の量をしっかりと減らすことが可能です。
そのため、脂肪溶解注射よりも高い効果が期待できます。
また、成人した後は脂肪細胞の数は変わりません。(※)
そのため、一生モノの小顔効果ですし仮に少し太ったとしても顔に脂肪がつきにくいという効果もあります。
リバウンドの心配もないとうことです。

(※)基本的に成人以降脂肪細胞の数に変化はありません。ただ、極度に太ってしまった場合は脂肪細胞が分裂し脂肪細胞が増えるリスクがあります。

ダウンタイム

当然、脂肪溶解注射と比べるとダウンタイムは比較的長くかかります。
腫れのピークは直後〜翌朝です。
腫れは1週間で60〜70%程度、
1ヶ月で90%程度(ほぼ完成)
3〜6ヶ月で完成
という経過を辿ります。
また内出血は出る場合とでない場合がありますが、程度の差はあれ基本的には内出血が出ます。
内出血が出た場合は1〜2週間かけて吸収されていきます。
なお、傷跡は耳の後ろで3mm程度です。
溶ける糸で真皮縫合し、表面はダーマボンドという医療用の接着剤を使用するため抜糸の必要性はありません。
1ヶ月程度は赤みはあります。
痛みは手術の際の局所麻酔の注射の時にチクチクする程度です。
手術中や手術の後に大きな痛みを感じることはありません。
なお、手術から1週間程度筋肉痛のような痛みを感じます。

何日間のお休みが必要?

腫れのピークを考えると
「手術日+2日間」の合計3日間は最低でもお休みが必要でしょう。
腫れ・内出血が心配な方は
「手術日+7日間」の合計8日間のお休みがあれば安心ですね。
(仕事や日常生活の背景は様々なので一概には言えません。経過には個人差があります。)

顔の脂肪吸引の4つのリスク

1 痛みがある。

手術は麻酔の注射の痛みがあります。
麻酔の注射が終わってしまえば手術中は痛くはありません。
手術後には痛みが1週間程度あります。
痛みの程度としては筋肉痛のような痛みです。

2 ダウンタイムがある。

脂肪吸引は手術なのでダウンタイムが必ずあります。
そのため、数日間は安静にできるように予定を必ずあけましょう。

3 凹凸してしまうことがある。

顔の脂肪吸引で皮下脂肪を多く吸引しすぎると凹凸が出てしまうことがあります。
また、当然ですが皮下脂肪の吸引量が少ないと効果の実感がないです。
そのため、顔の脂肪吸引においては少しだけ残しておいた方がその後の経過の中で引き締まっていくためしっかりと効果を実感することが可能です。

4 顔の感覚が鈍くなることがある。

稀に顔面の感覚が鈍くなってしまうことがあります。
ただ、その場合も数ヶ月〜6ヶ月程度経過すると軽快することがほとんどです。

顔の脂肪吸引の4つのメリット

1 小顔効果。

顔は土台に骨があり、その上に筋肉、脂肪、皮膚という構成で成り立っています。
そのため、脂肪吸引によって脂肪を減らすことによって小顔効果があります。
二重顎を改善したり、シャープなフェイスラインにすることが可能です。

2 効果は半永久的。

脂肪細胞を減らすことができるため脂肪吸引の効果は半永久的です。
ダウンタイムがありますが、半永久的な小顔効果があるということは大きな利点でしょう。

3 若返り効果。

脂肪を吸引し、また吸引した部分は引き締まっていくため顔の引き締め効果があります。
そのため、お顔の若返りが可能です。

4 傷跡が目立たない。

顔の脂肪吸引による傷跡は耳の後ろの3mm程度です。
そのため、傷跡はほとんど目立ちません。

顔の脂肪溶解注射との違い

小顔にするために脂肪を減少させる方法としては、脂肪吸引以外にも脂肪溶解注射の施術も人気が高いです。
脂肪溶解注射も脂肪を減らすことができますが効果としては脂肪吸引よりもかなり劣ります。
脂肪溶解注射は脂肪吸引と比べると回数が必要であり効果も弱いですがダウンタイムが少ないという圧倒的な利点があります。
そのため、効果は少しでも良いからダウンタイムが少ない施術が良いという方は脂肪溶解注射を受けるのはありでしょう。
しかし、ダウンタイムがあってもしっかり効果を出したい方は脂肪吸引の方が良いでしょう。

(※)脂肪溶解注射に関して詳しくはこの記事参照。
【医師解説】BNLS・顔やせクイックでよく聞かれる14の質問・まとめ。
【医師解説】まぶたのBNLS注射は効果ない!?3つの注意点・効果・まとめ。
【医師解説】鼻のBNLS注射は効果なし?鼻のBNLS注射の3つの注意点・効果。
【医師解説】あご下のBNLS注射は効果ない!?注意点・効果とよくある10の質問

まとめ。

顔の脂肪吸引は多少のダウンタイムがありますが、半永久的でしっかりと小顔効果を出すことが可能です。
二重顎を改善させたり、シャープなフェイスラインにすることができます。
そのため、ダウンタイムはありますが小顔になりたいと悩んでいる方は受ける価値が十分にある施術と言えるでしょう。

【関連記事】
【医師解説】顔の肉を落とす!顔の脂肪吸引でよく聞かれる15の質問。

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