顔の整形

【医師が教える】鼻整形クリニック・医師の正しい選び方。

「鼻を高くしたいけど欲しいけど、どこのクリニックで手術を受ければ良いんだろう。」
「鼻手術は色々なクリニックで受けれるけど一番良いのはどこ?」
など悩んでいる方は少なくないでしょう。
そのため、今回は鼻手術の医師選び・クリニック選びの方法について美容外科医である私が説明していきます。

症例数が多い医師を選ぶ

どの分野においても同じことが言えますが、症例数が多ければ多いほど手術は上手くなりますし合併症も少なくなります。
症例数が多いと手術において関係するすべてのポイントに対してベストの選択ができます。
例えば鼻根部・鼻筋部を高くする鼻のプロテーゼ手術においては
プロテーゼの選択・プロテーゼの加工・切開線の位置・剥離する範囲・麻酔の量・ブロック麻酔・傷口の縫合などの全てにおいてベストの選択ができるため腫れや内出血を最小限にして最高の仕上がりが可能です。
そのため、数百症例以上経験している医師が良いです。
逆に言えば、数症例しか経験していない医師の場合は鼻のプロテーゼ手術を例に出せば
プロテーゼが曲がったり・思ったような高さでなかったり・腫れや内出血が長引いてしまうリスクが高くなります。

美容外科歴が長くても症例数を多く経験していないと、万が一のトラブルの時や修正術のトラブルへの対応が十分にできないでしょう。
症例数が大きなポイントです。

症例写真がある医師を選ぶ

症例写真がある医師を選ぶと良い理由としては以下の2点です。

1 症例写真数以上の症例数を経験している。

例えば、鼻先修整術やプロテーゼ手術の症例写真が30例ある医師は最低でも30例以上経験していることが分かります。
また、症例写真に協力するモニターさんが10人に1人くらいるとすると症例写真が30例ある医師の場合は300人くらいは経験しているだろうか?と推測することができます。
そのため、最低でも自分が受ける予定の手術内容の症例写真を5例、理想的には30例以上の症例写真がある医師を選ぶと良いのではないでしょうか。

2 症例写真で技量が分かる。

症例写真を見れば
・仕上がりが綺麗かどうか。
・傷跡を目立たなくする工夫をしている医師かどうか。
・腫れや内出血などのダウンタイムを少なくする工夫をしている医師かどうか。
という点が分かります。
そのため、ダウンタイムなどに関しては1ヶ月後の症例写真だけでなく、1週間後の症例写真があると分かりやすいでしょう。

鼻手術の引き出しの多さ

鼻手術が上手な医師であれば引き出しが豊富です。
鼻手術は
・小鼻縮小術切開法
・小鼻縮小術内側法
・小鼻縮小術flap法
・鼻先修整術
・鼻先修整術(軟骨移植)
・鼻中隔延長術
・シリコンプロテーゼ隆鼻術
・自家組織隆鼻術
・切らない鼻先修整術
・切らない小鼻縮小術
・切らない鼻中隔延長術
など様々な術式があります。
様々な方法に対応可能な医師はその分経験豊富なことが多いため選ぶ基準にした方が良いと言えるでしょう。
例えば、小鼻縮小術切開法と鼻先修整術は組み合わせることが少なくないため小鼻縮小術切開法を受けることを考えている方は鼻先修整術の症例が豊富な医師を選んだ方が良いとも言えます。

ただ、「小鼻縮小術flap法」・「鼻先修整術(軟骨移植)」・「鼻中隔延長術」・「自家組織隆鼻術」は少し特殊な手術となります。
そのため、それらに関しては経験のない医師であっても問題ないですし、それらの手術がどうしても必要だということがないのであれば受けなくて良いでしょう。

リスクの高い鼻手術をどう考えるか?

「鼻先修整術(軟骨移植)」・「鼻中隔延長術」・「自家組織隆鼻術」はリスクが高く、特に「自家組織隆鼻術」は極めてリスクが高い手術となります。
どういうリスクかと言えば、数年経過すると鼻が曲がってしまったり、軟骨が浮き出る可能性があります。
「自家組織隆鼻術」は吸収されて理想の鼻にならない可能性もありますし組織の吸収が均一にならない可能性があります。
これらの手術の特徴としては万が一トラブルが起きた時の修整が困難を極めることです。
逆に言えばプロテーゼ隆鼻術などはトラブルが起きた時の修整はプロテーゼを取り出すだけなので容易です。
そのため、これらのリスクの高い鼻手術をする場合は実績がある信頼のできる医師を選びましょう。

切る鼻手術 VS 切らない鼻手術

鼻手術においては切る手術と切らないプチ整形があります。
切る手術をメインとしている医師は逆に切らない手術の経験が少ない傾向にあります。
そのため、鼻手術が得意な医師およびクリニックだとしてもどのような手術を得意としているかどうか確認する必要があります。

保証制度に注意する

クリニックによって保証制度は異なります。
医師が手術に失敗した時の修整手術は無料のクリニックがほとんどですが、中には金額がかかってしまうクリニックもあるようです。
そのため、事前に確認しておきましょう。
また、クリニックが閉院してしまって保証外となります。(当然ですね。)
個人の美容外科クリニックの場合は注意が必要となります。

ランキングサイト・個人ブログはあくまで参考にならない

ランキングサイト・個人ブログは多少の参考にはもちろんなると思います。
ただ、広告費を払って掲載してもらっています。
つまりお金でランキングを買っているわけです。
個人ブログも同様でそこからお客さんをどれだけ流したかでお金をもらっている可能性もあります。そのため、ランキングサイト・個人ブログはあまり参考にしない方が良いです。

美容医療の口コミ広場は少し参考程度に

美容医療の口コミ広場は手術を受けた人が投稿するシステムですので参考になります。
ただ、注意点としては美容医療の口コミ広場に広告費をたくさん払うと口コミ広場内で目立つようになったりします。
また、多くの美容外科クリニックにおいて美容医療の口コミ広場経由での予約というものは5%以下でしょう。
そのため、100人手術して数人による口コミ投稿なのでそのクリニックのほんの一部分しか分からないということが実情です。

カウンセリングの相性・人柄

実際に無料カウンセリングを受けてみることは重要です。
カウンセリングで実際に会って話してみることで合う合わないなどのフィーリングというものはあるでしょう。
この人にだったら任せて大丈夫というフィーリングの合う信頼できる医師を選びましょう。
また、少なくとも料金のことばかり話してくる医師はやめておいた方が良いです。

地方に住んでいる場合のクリニック・医師選びの一例

地方に住んでいる場合を考えます。
例えば、地方に住んでいる場合は電車・バスなど公共の交通機関でいける美容外科クリニックは10店もなくおそらく3〜5店ということが多いでしょう。
その3〜5店の中での理想的な選び方を紹介していきます。

1 まずは症例写真を見ましょう。

症例写真を見ることによって最低でも症例写真数以上の症例を経験していることが分かります。
また、自分の理想の鼻の症例があるとなお良いですね。

2 次に、小鼻縮小術、鼻先修整術、プロテーゼ隆鼻術など全ての鼻手術が可能ということを確認しましょう。

鼻手術は組み合わせることが多いです。
そのため、最低でも小鼻縮小術・鼻先修整術・プロテーゼ隆鼻術の全ての手術が可能な医師を選びましょう。

3 手術費用をチェック。

手術費用が予算内かどうかということも重要です。
1と2でクリニックを絞ったあとは手術費用が予算内かチェックしましょう。
これでさらにクリニックが絞れますね。

4 候補の複数のクリニックに事前にカウンセリングへ行き見積もりをもらう。

1〜3まででクリニックはかなり絞れたでしょう。
おそらく2店舗くらいになったかと思います。
あとは事前にカウンセリングへ行き見積もりをもらいましょう。
また、カウンセリングを受けると医師とのフィーリングもあるかと思います。
それらを総合して見積もりをながめながら背術を受けるクリニック・医師を選びましょう。

都心に住んでいる場合のクリニック・医師選びの一例

都心に住んでいる場合は美容外科クリニックが非常に多いため選ぶのも難しいと思います。
そんな中でも選び方を説明していきます。

1 大手美容外科クリニックは総本山もしくはターミナル駅を選ぶ、個人美容外科クリニックは鼻手術をウリにしているところを選ぶ。

大手美容外科クリニックは総本山やターミナル駅(池袋・新宿・渋谷)がもっとも来院者数も多く腕の良い医師を配置している傾向にあります。
湘南美容外科であれば新宿院、品川美容外科であれば品川院、城本クリニックであれば新宿院、共立美容外科であれば新宿院が本院ですので本院の医師にお願いすると良いでしょう。
そして、本院の医師で症例写真をチェックして症例写真が10症例以上あり症例数が豊富な医師を選びましょう。
また、個人美容外科クリニックを選ぶ場合は鼻手術をウリにしている、つまり鼻手術のバリエーションが多いクリニックにしましょう。

2 次に、鼻手術のメニューが1種類だけじゃないか?脂肪取りもできる医師か?ということを確認しましょう。

鼻手術の引き出しが多い医師の方が技術力がある可能性が高いです。
この1と2でクリニックは半分くらいには絞れたと思います。

3 手術費用をチェック。

手術費用が予算内かどうかということも重要ですね。
1と2でクリニックを絞ったあとは手術費用が予算内かチェックしましょう。
これでさらにクリニックが絞れますね。

4 モニター制度や美容医療の口コミ広場をチェック。

1〜3だけでは都心の場合にクリニックがそこまで絞れないことも少なくないでしょう。
その時は費用を安く抑えることができるモニター制度があるかどうかチェックしましょう。
また、都心は来院者数も多いため美容医療の口コミ広場の投稿件数も多いです。
そのため、さらに絞り込むために美容医療の口コミ広場を参考にするのはアリだと思います。

5 候補の複数のクリニックに事前にカウンセリングへ行き見積もりをもらう。

1〜4まででクリニックは都心といえども3店舗くらいに絞れたのではないでしょうか?
あとは事前にカウンセリングへ行き見積もりをもらいましょう。
また、カウンセリングを受けると医師とのフィーリングもあるかと思います。
それらを総合して見積もりをながめながら施術を受けるクリニック・医師を選びましょう。

まとめ。信頼できる医師を選びましょう。

以上が、鼻手術の医師・クリニック選びに関してでした。
いかがだったでしょうか。
この記事は鼻手術をどのクリニック・医師にお願いするか悩んでいる方のために少しでもお役に立てれば幸いです。

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