顔の整形

【医師解説】顎整形の疑問!顎プロテーゼ手術でよく聞かれる15の質問。

「顎のプロテーゼ手術が気になる。」
「顎のプロテーゼ手術のリスクとかが心配。」
「アゴを前に出したいけど手術が怖い。」

など思っている方は少なくありません。
そのため、今回顎プロテーゼ手術でよく聞かれる15の質問を美容外科医・美容皮膚科医の私がまとめていきます。

顎プロテーゼ手術とは?

体内で安定しているシリコンプロテーゼをアゴに挿入します。
シリコンプロテーゼの種類は豊富にあるためシャープなアゴや大きいアゴなど希望のアゴの形に合わせて形成することが可能です。
そのため、30分程度の手術で効果は半永久的に持続できます。

顎プロテーゼ手術のダウンタイムは?

以下のようなダウンタイムがあります。

【腫れ】
直後がピークであり徐々に引いていきます。
1週間経過すれば腫れは70〜80%引きます。
1ヶ月で90%腫れが引き3〜6ヶ月で完成です。

【内出血】
内出血は出る時と出ない時があります。
出てしまった場合は2週間程度で吸収されなくなります。

【固定】
茶色のテープによるアゴの部位の固定が72時間必要となります。
(手術の3日後に自分でテープを外しても大丈夫となります。)
なお、固定の期間はクリニックによっても異なります。

【傷跡】
手術による傷は下唇の裏の口腔内にのみできます。
なお、手術による縫合は吸収性の糸でするため抜糸の必要がありません。
そのため、お顔の表面に傷ができることはありません。
ただ、口腔内の傷が落ち着くには最低1週間かかるため、刺激の強いものは1週間食べない方が良いでしょう。

【痛み】
痛みは手術の際にする局所麻酔の注射の痛みだけです。
そのため、手術中や手術の後に痛みを感じることはありません。
ただ、1週間程度口・アゴ周囲にジンジンする程度の痛みを感じることはあります。

【メイク・洗顔】
5日目から可能です。

【シャワー】
当日から可能です。
(傷口を濡らさないようにしましょう。)

【洗髪・入浴】
2日目から可能です。

【激しいマッサージ・激しいスポーツ】
1ヶ月間は控えましょう。

顎プロテーゼ手術のメリット

顎プロテーゼ手術には以下のようなメリットがあります。

・半永久的な効果がある。
・綺麗なEラインがつくれる。
・ケツ顎も綺麗に改善することができる。
・お顔の表面には傷が一切できない。
・負担の少ない手術。
・体内で安定・安心の素材。

顎プロテーゼ手術のデメリット

顎プロテーゼ手術には以下のようなデメリットがあります。

・プロテーゼがズレる可能性がある。
・感染のリスクがある。
・血腫ができてしまうリスクがある。
・創部が開いてしまうことが稀にある。
・将来的に仕上がりが気に入らなくなるリスクがある。
・違和感を感じてしまうことがある。

顎プロテーゼ手術でよく聞かれる15の質問

以下が顎プロテーゼ手術でよく聞かれる15の質問となります。

Q1 2ヶ月前に顎プロテーゼ手術をしました。
しかし、昨日から口腔内の創部の縫ったところに白いものが見えます。
これはプロテーゼでしょうか。

2ヶ月前に顎プロテーゼを挿入されたんですね。
顎プロテーゼと創部との距離は通常それなりにあります。
そのため、「縫ったところに白いものが少し見えます。」という状況でそれがプロテーゼだとすると外見上明らかにおかしい状況になっているかと思います。
そのため、お顔のフェイスラインはおかしくないでしょうか?
おかしければプロテーゼだと思います。
プロテーゼの場合は再度摘出などの手術が必要ですので早めに施術を受けたクリニックを受診された方が良いと思います。

また、おかしくないのであればそれは縫合糸だと思います。
縫合糸は吸収性で6ヶ月くらいかけて吸収されることが多いです。
そのため、2ヶ月の時点ではまだあるかと思います。
縫合糸であれば何もしなくて大丈夫です。
自然に溶けます。

Q2 1ヶ月前に顎のヒアルロン酸注入をしました。
顎のプロテーゼ手術をすることはできますか?

1ヶ月前に顎のヒアルロン酸注入をされたんですね。
顎のプロテーゼ手術の時に溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)で溶かすこともできますし、創部から掻き出すこともできます。
いつでも顎のプロテーゼ手術をすることが可能です。
ご安心下さい。

Q3 1ヶ月前に顎のレディエッセ注入をしました。
顎のプロテーゼ手術をすることはできますか?

1ヶ月前に顎のレディエッセ注入をされたんですね。
顎のプロテーゼ手術の時に溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)はないんですが、創部から掻き出すこともできます。
いつでも顎のプロテーゼ手術をすることが可能です。
ご安心下さい。

Q4 1ヶ月前に顎プロテーゼ手術をしました。
顎に違和感を感じます。
この違和感は治りますか?

顎に違和感を感じるんですね。
顎のプロテーゼ手術で術後早期であれば違和感を感じることが稀にあります。
ただ、通常半年以上経過すれば違和感はなくなります。
ご安心下さい。
万が一、半年以上経過して違和感の改善がなければ施術を受けた医師に相談しましょう。

Q5 昨日、顎のプロテーゼ手術を受けました。
プロテーゼがずれている気がします。
どうしたら良いですか?

昨日、顎のプロテーゼ手術を受けてずれている気がするんですね。
ずれているのであれば再挿入をする必要があります。
早めに施術を受けたクリニックを受診した方が良いでしょう。

Q6 1ヶ月前に顎プロテーゼ手術を受けました。
仕上がりに不満です。
もっと顎を大きくしたいです。
再挿入は可能ですか?

1ヶ月前に顎プロテーゼ手術を受けたんですね。
まだ完成の時期ではありませんが、これ以上顎が大きくなることはないです。
そのため、もっと大きくしたいのであれば再挿入手術を受けた方が良いでしょう。
基本的にいつでも再挿入手術をすることが可能です。
医師に相談しましょう。

Q7 2週間前に顎プロテーゼ手術を受けました。
顎が大きすぎる気がします。
小さくしたいです。
手術のやり直しは今できますか?

2週間前に顎プロテーゼ手術を受けたんですね。
まだ腫れや内出血がある時期です。
そのため、小さくしたいのであれば再手術をする前にもう少し様子をみた方が良いでしょう。
まずは、1ヶ月以上様子をみて仕上がりに不満であれば担当医に相談すると良いと言えます。

Q8 私は3年前に顎プロテーゼ手術をしました。
高さを少し出したいですが、再手術はしたくありません。
ヒアルロン酸やレディエッセ注入をすることはできませんか?

3年前に顎プロテーゼ手術をされたんですね。
顎にプロテーゼが挿入されている状態で顎にヒアルロン酸やレディエッセ注入をすることは以下の3つのリスクがあります。
1 ヒアルロン酸やレディエッセが流れてしまうことがある。
まっすぐ注入してもプロテーゼに沿って流れてしまうことがあります。

2 プロテーゼが傷ついてしまうことがある。
針を用いて注入するので、その針でプロテーゼを傷つけてしまうリスクがあります。

3 感染してしまうことがある
注入したヒアルロン酸やレディエッセが感染してしまうことがあります。
リスクはあるもののクリニック・医師によっては対応可能な場合もあります。
そのため、医師に相談しましょう。

Q9 顎プロテーゼ手術を受けて顎のプロテーゼがずれることはありますか?
顎プロテーゼ手術を考えていますが、不安です。

顎のプロテーゼは骨膜下に挿入されます。
骨膜下に挿入されていれば、通常ずれることはありません。
しかし、皮下に挿入されてしまった場合はずれるリスクがあります。

Q10 顎プロテーゼ手術はナチュラルに仕上がりますか?
顎プロテーゼ手術をしたいんですが、バレないかどうか心配です。

顎プロテーゼのプロテーゼの種類はたくさんあります。
ナチュラルなものからしっかりと大きなものまで様々です。
そのため、ナチュラルな仕上がりにすることも可能です。
ご安心下さい。

Q11 顎のプロテーゼ手術でEラインを整えることができますか?

Eラインは鼻先と顎を結んだ一直線上のラインですね。
このラインで唇がギリギリ触れるくらいのところがちょうど良い場合が多いです。
日本人は骨格的に顎が引っ込んでいる人がほとんどです。
そのため、顎のプロテーゼ手術で顎先を前に出すことによってEラインを整えることが可能です。

Q12 昨日に顎のプロテーゼ手術をしました。
口腔内の傷口が開いてきました。
これはどうすれば良いでしょうか?

昨日、顎のプロテーゼ手術を受けたんですね。
通常、傷口が開くことはありませんので出血・血腫がある可能性がありますね。
口腔内の傷口が開いたのであればすぐにクリニックを受診した方が良いです。

Q13 顎のプロテーゼ手術を考えていますが、痛みが心配です。
痛みに弱い私でも顎のプロテーゼ手術を受けることが可能ですか?

痛みに弱いんですね。
顎のプロテーゼ手術の時の痛みは麻酔の局所麻酔の注射の痛みです。
局所麻酔の注射を我慢すれば大丈夫です。
手術中に痛みを感じることは通常ありません。
なお、手術が終わってから痛みを感じることはあまりありません。
ただ、1週間程度じんじんする程度の痛みを感じることはあります。

Q14 顎のプロテーゼ手術か顎のヒアルロン酸注入を迷っています。
どちらの方法がオススメですか?

それぞれの治療にメリット・デメリットがあります。
少なくとも初めてであればヒアルロン酸注入の方が良いでしょう。
理由としては、30秒程度ですぐに終わります。
そして、万が一の時に溶かす注射も可能です。
ただ、ヒアルロン酸注入では永久的な効果がないことがデメリットになります。
そのため、顎のプロテーゼ手術をしたい方は最初にヒアルロン酸注入をして仕上がりが気に入ったら手術をするというのが良い選択だと言えるでしょう。

Q15 顎のプロテーゼと顎のヒアルロン酸注入で仕上がりに大きな違いはありますか?

プロテーゼの種類はたくさんあります。
また、ヒアルロン酸注入は注入量によって仕上がりは大きく異なります。
そのため、どちらも同じような仕上がりをつくることが可能です。
注意点としては、ヒアルロン酸で大きな変化をつくりたい場合は2ccは必要ということです。

まとめ

以上、顎プロテーゼ手術についてよく聞かれる質問のまとめでした。
いかがだったでしょうか。
顎プロテーゼ手術は30分程度の手術で半永久的な綺麗なラインをつくることができます。
少なくとも悩んでいる方は受ける価値が十分にある治療と言えるでしょう。

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