二重・目もと整形

【医師解説】涙袋整形の疑問!涙袋のヒアルロン酸注入の15の質問。

「ぷっくりとした涙袋に憧れる。」
「涙袋にヒアルロン酸を注入したい。」
「涙袋整形はどんな方法があるのか、リスクも含めて知りたい。」

そのような涙袋が欲しい!涙袋のヒアルロン酸注入をしたいという方はとても多いです。
ただ、涙袋整形にまつわる疑問を抱えている方も少なくありません。
そのため、今回涙袋のヒアルロン酸注入についてよく聞かれる質問に関して美容外科医・美容皮膚科医の私がまとめていきます。

涙袋のヒアルロン酸注入とは?

ヒアルロン酸は元々肌にある物質であり、それを注入剤としてつくられた製剤です。
そのため、ヒアルロン酸は大まかに言えばfillerと呼ばれます。
fillerとは注入剤のことです。
注入することによってボリュームを出してほうれい線や口角のしわをうめて消したり、鼻やアゴに注入して鼻を高くしたり、アゴをシャープにしたりして形成します。
そのヒアルロン酸注入を涙袋にしてつくるわけです。

(※)ヒアルロン酸注入に関して詳しくはこの記事参照。
【医師解説】失敗しないヒアルロン酸注入の全ての知識。効果・7つのリスク・製剤種類

涙袋のヒアルロン酸注入のメリット

涙袋のヒアルロン酸注入には以下のようなメリットがあります。

・目を大きく魅せることができる。
・タレ目っぽく見える。
・スマイルな印象になる。
・可愛らしい印象になる。
・若々しくなる。
・即効性がある。
・たった5分程度で終わり手軽。
・万が一気に入らない場合は溶かす注射がある。

涙袋のヒアルロン酸注入のデメリット

涙袋のヒアルロン酸注入には以下のようなデメリットがあります。

・注入なので注入時に痛みがある。
・内出血が出てしまうことがある。
・左右差が出てしまうことがある。
・凹凸してしまうことがある。
・数ヶ月から1年で吸収されなくなってしまう。
・ヒアルロン酸が少し透けてしまうことがある。
・アレルギーが出てしまうことがある。
・血流障害のリスクがゼロではない。

涙袋のヒアルロン酸注入でよく聞かれる15の質問

以下が涙袋のヒアルロン酸注入でよく聞かれる10の質問となります。

Q1 涙袋のヒアルロン酸注入で失敗をされました。
右の涙袋の下にヒアルロン酸が入っています。
ヒアルロニダーゼで溶かして再注入したいです。
どれくらいの期間あければヒアルロン酸の再注入が可能ですか?

右目の下の方にヒアルロン酸がはいってしまっている場合はヒアルロニダーゼで溶かして再注入した方が良いでしょう。
ヒアルロニダーゼ注射後のヒアルロン酸注入は1週間以上空けなくてはいけません。
そのため、1週間以上空けてからヒアルロン酸注入をしましょう。

Q2 涙袋のヒアルロン酸注入を考えています。
長持ちするヒアルロン酸を注入したいと思います。
どのようなタイプのヒアルロン酸が良いでしょうか?

長持ちする涙袋のヒアルロン酸注入ですね。
ジュビダームビスタではないでしょうか。
涙袋ですと1年前後の効果持続が期待できます。
そして、数回繰り返すと長期的な効果が持続できます。

Q3 涙袋のヒアルロン酸の種類はどのようなものがありますか?
涙袋のヒアルロン酸注入をしたいと考えています。

涙袋のヒアルロン酸にはある程度柔らかい製剤が良いです。
ただ、柔らかすぎるとすぐに吸収されてなくなってしまいます。
そのため、「レスチレン」・「ジュビダームビスタウルトラ」・「クレヴィエルプライム」が良いでしょう。
長い効果の持続期間を実感したい場合は「ジュビダームビスタウルトラ」や「クレヴィエルプライム」が良いでしょう。

Q4 涙袋のヒアルロン酸注入は痛いでしょうか?
痛みに弱いので心配です。

涙袋のヒアルロン酸注入は注射の中では少し痛い箇所となります。
そのため、痛みが心配な方は表面麻酔(※1)・笑気麻酔(※2)を併用すると良いでしょう。

(※1)表面麻酔は塗ったり・貼ったりするタイプの麻酔です。針が刺さる時の痛みを軽減してくれます。
(※2)笑気麻酔はリラックスガスです。吸入することにより少しウトウトして鎮痛・鎮静作用があり注射が楽になります。

Q5 涙袋のヒアルロン酸注入の腫れはありますか?
当日に予定があるとできないでしょうか?

涙袋のヒアルロン酸注入で腫れはありますが、目立つような大きな腫れは通常ありません。
ただ、直後腫れがありますので1週間もすると10%程度ボリュームが減少します。
注意点としては、内出血が出てしまうことがあることです。
そのため、内出血が心配な方はマイクロカニューレを使用すると良いと言えるでしょう。
(マイクロカニューレでも内出血してしまう可能性はゼロではありません。)

Q6 涙袋のヒアルロン酸は通常何mlくらい注入するんでしょうか?
0.1mlでいくらというようなクリニックがあるので知りたいです。

通常、涙袋のヒアルロン酸注入は片側0.2ml〜0.25ml程度の注入となります。
なお、どのくらい涙袋をはっきりと出したいことによって注入量は異なります。
すでにある程度涙袋がある場合は片側0.1ml程度の注入量となることがあります。

Q7 涙袋のヒアルロン酸注入を1ヶ月前にしました。
涙袋の脂肪注入をしたいと考えています。
どのくらいの期間あければ脂肪注入することが可能ですか?

1ヶ月前に涙袋のヒアルロン酸注入をされたんですね。
涙袋の脂肪注入をすぐにすることも可能です。
ただ、その場合は涙袋のヒアルロン酸を溶かす必要性があります。

Q8 涙袋で目元のシワが目立ちにくくなったり若返ることがありますか?
目元のたるみやシワが綺麗になるのであれば涙袋のヒアルロン酸注入をしたいと考えています。

涙袋のヒアルロン酸注入で逆に目元のシワやたるみが気になってしまうことがあります。
しかし、涙袋が形成することによって可愛らしく若返ることもあります。
そのあたりは診察してみないと判断できません。
大まかな目安としては40歳より若い方の場合は涙袋にヒアルロン酸を注入すると若く見える方が多いです。
そのため、若返る効果が期待できるかどうかは医師に診察してもらいましょう。

Q9 涙袋のヒアルロン酸注入で涙袋ができない人はいますか?
涙袋のヒアルロン酸注入をしたいんですが、不安です。

基本的に誰でも涙袋のヒアルロン酸注入で涙袋は綺麗につくれます。
ただ、注意点としては目の下のふくらみがある方は涙袋が綺麗にできない場合があります。
目の下のふくらみが強い人の場合は涙袋にヒアルロン酸を注入しても涙袋を強調することができないからです。
そのため、目の下のふくらみがある方の場合は最初に目の下のふくらみ取りの手術を受けた方が良いと言えるでしょう。

Q10 涙袋のヒアルロン酸のもちはどのくらいですか?
2、3年もつヒアルロン酸はありますか?

涙袋のヒアルロン酸製剤ですと
レスチレン:6ヶ月
ジュビダームビスタウルトラ:12ヶ月前後
クレヴィエルプライム:12ヶ月前後
となります。
ただ、数回注入をしていくと長期的な効果が期待できます。
そのため、1回のヒアルロン酸注入で2〜3年効果が持続するということも十分あります。

Q11 ヒアルロン酸注入以外で涙袋をつくることはできますか?
ヒアルロン酸も入れたことがないんですが、どのような方法があるか知りたいです。

涙袋をつくる方法としては以下のような方法があります。
・脂肪注入
・涙袋形成手術
・アクアミド注入
それぞれメリット・デメリットがあります。
少なくとも涙袋形成手術とアクアミド注入はリスクの方が大きいためそれほど一般的ではありません。
選択肢から外しても良いでしょう。
そのため、考えるべきは脂肪注入とヒアルロン酸注入が良いと思います。
ただ、脂肪注入は0.05ml単位の繊細な注入が難しく万が一の時に溶かすことができませんので少なくとも初めての場合はヒアルロン酸注入にした方が良いです。

Q12 1ヶ月間に涙袋のヒアルロン酸注入をしました。
しかし、左右差が出てしまいました。
左右差が出た場合はどのような修正方法・解決方法があるんでしょうか?

1ヶ月前に涙袋のヒアルロン酸注入を受けて左右差が出てしまったんですね。
修正方法・解決方法としては2つの方法があります。

1 涙袋の大きい方に合わせる
涙袋の小さい方にヒアルロン酸注入をすることによって涙袋の大きい方に合わせることが可能です

2 溶かす注射で一回リセットする
溶かす注射で一回リセットするという手があります。
溶かす注射をした場合の再注入は1週間以上あけなくてはいけないということが注意点となります。

Q13 涙袋のヒアルロン酸注入を昨日しましたが、とても腫れてしまいました。
この腫れはどれくらいで引きますか?

とても腫れてしまったんですね。
大きく腫れてしまっても1週間もあればかなり腫れは引きます。
そして、長くても2週間もあれば腫れは引きますのでご安心下さい。

Q14 3日前に涙袋のヒアルロン酸注入をしました。
左右差が気になります。
修正はもうできますか?

3日前に涙袋のヒアルロン酸注入をしたんですね。
まだ腫れがある時期ですね。
そのため、できれば1週間以上あけてからの再注入が望ましいです。
ただ、大きな左右差がある場合は現時点での再注入ではアリですね。

Q15  昨日、涙袋のヒアルロン酸の注入をしました。
ひどい内出血が出てしまいました。
これはどのくらいで消えますか?
また、早く内出血をなくす方法はありますか?

昨日、涙袋のヒアルロン酸注入をして内出血が出てしまったんですね。
ただ、内出血は1〜2週間かけて通常吸収されなくなりますのでご安心下さい。
なお、残念ながら内出血を早く引かせる方法は通常ありません。
少なくとも注射してからの2〜3日は血流が良くなること(長い入浴・運動など。)は控えた方が良いでしょう。

まとめ

以上、涙袋のヒアルロン酸注入でよく聞かれる質問についてのまとめでした。
いかがだったでしょうか。
涙袋のヒアルロン酸注入はリスクがほとんどなく、可愛らしい涙袋をつくることができます。
そのため、興味がある方は涙袋のヒアルロン酸注入は受ける価値が十分にある治療と言えるでしょう。

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