二重・目もと整形

【医師解説】目の下のたるみ取り手術で失敗!?目の下のたるみ取り手術の効果とリスク

「目の下のたるみが気になる。」
「目の下の小じわを解消したい。」
「目の下のふくらみを改善させたい。」

そのような悩みを持っている方は少なくありません。
そういった場合は目の下のたるみ取り手術(下眼瞼除皺術)が良いです。
そこで今回は目の下のたるみ取り手術について美容外科医の視点からまとめていきます。

目の下のたるみ取りとは?

目の下のたるみ取りはまぶたの下の睫毛(まつげ)のすぐ下(1.5mm程度下)に沿って切開していきまぶたの下の皮膚を取り除きます。
皮膚を取り除いた後に、止血し、眼窩脂肪(目の下のふくらみ)を摘出し、眼輪筋を骨膜に固定し、表面を皮膚縫合します。
なお、眼輪筋の固定の糸は吸収糸で皮膚縫合の糸は非吸収糸のことが多いです。
そのため、抜糸が必要となります。
なお、
・どの程度皮膚を取り除くか
・眼窩脂肪摘出や眼輪筋の処理はどの程度すべきか
などはその方の状態によって異なり、医師の施術の仕方にもよります。
なお、手術時間は40〜60分程度です。
(内部処理をどの程度するかにもよります。)

目の下のたるみ取りの効果

目の下のたるみ取りの効果には以下の4つの効果があります。

1 まぶたの下のたるみが改善する

まぶたの下のたるみを切除するためまぶたのたるみを改善させることが可能です。
たるみを解消させる方法として優れています。

2 下まぶたの小じわが改善する

下まぶたのたるみを切除しリフトアップさせるため、下まぶたの小じわを改善させることができます。小じわが目立ちにくく若返ります。

3 目の下のふくらみが改善する

脂肪を切除・摘出するため、目の下のふくらみが改善します。
目の下のクマ・ふくらみが解消することにより若返ります。

4 目が少し大きくなる

目の下の皮膚を切り取ることによって、少しだけタレ目のような形になります。
白目が出る範囲が少し広くなり、目を少しだけ大きく魅せる効果があります。

目の下のたるみ取りのダウンタイム

眉下切開のダウンタイムは二重のライン上に沿って切開する目の上のたるみ取り手術と比べると腫れも少なく短いです。

ダウンタイムの目安としては以下のようになります。

【腫れ】
腫れのピークは2日程度。
1週間で50〜60%程度引きます。
1ヶ月で90%程度引きます。(見た目上完成に近いです。)
3〜6ヶ月で完成です。

【内出血】
内出血は出てしまう場合が多いです。
ただ、内出血は1〜2週間かけて吸収されなくなります。

【抜糸】
手術から5〜7日後に抜糸となります。

【傷跡】
1ヶ月程度傷跡には赤みがあります。
3〜6ヶ月程度かけてほとんど分からなくなります。

【メイク・洗顔】
抜糸の翌日から可能です。

【シャワー】
当日から可能です。(傷口を濡らさないように。)

【入浴】
翌日から可能です。(長湯しないように。傷口を濡らさないように。)

目の下のたるみ取りで失敗はある?

基本的に失敗というものはほとんどありません。
ただ、手術ですので以下のようなのリスクがあります。

・たるみ改善効果がものたりない
・左右差が出てしまう(稀)
・傷跡が目立ってしまうことがある(非常に稀)
・外反してしまうことがある(非常に稀)
・皮膚が切除されすぎて目が閉じにくくなる(非常に稀)
・傷跡が感染してしまう(非常に稀)
・血腫がたまってしまう(非常に稀)

ただ、基本的にそのような失敗はほとんどありませんのでご安心下さい。

目の下のたるみ取り手術以外に目の下のたるみを改善させる方法

1 目の下のふくらみ取り(切らない目の下のたるみ取り)

皮膚を切開せずに目の下のふくらみを取る手術です。(経結膜脱脂術)
眼窩脂肪を取ることができるため、目の下のふくらみはスッキリとします。
そのため、目の下のクマ・ふくらみを改善させる効果は高いです。
ただ、目の下のたるみ・小じわに関しての改善効果は残念ながら期待できません。
目の下のクマ・ふくらみだけ改善させたい人にとっては良い施術と言えます。

【関連記事】
【医師が教える】切らない目の下のクマ・ふくらみ取りの失敗やメリットの全て。
【医師解説】目の下の脂肪・クマ改善!目の下のふくらみ取りでよく聞かれる10の質問

2 ヒアルロン酸注入

目の下のヒアルロン酸注入で目の下の皮膚にハリ・ボリュームを出すことができます。
そのため、目の下のたるみをある程度改善します。
ただ、注意点としてはヒアルロン酸は6ヶ月程度で吸収されてなくなるのと注入しすぎると凹凸感が出てしまう場合があることです。
手軽に少し目の下のたるみを改善させたいという人にとっては良い施術と言えます。

【関連記事】
【医師解説】目の下のクマ・たるみのヒアルロン酸注入の効果・9の注意点まとめ。

3 マッサージ

目の下のたるみを取るという目的でマッサージを推奨している人達がいます。
ただ、これは効果がないばかりか余計にたるんでしまう場合もあります。
そのため、過度なマッサージはやめましょう。

4 クリーム

目の下のたるみを取るという目的でクリームを推奨している人達がいます。
ただ、クリームでたるみ改善効果はありません。
そのため、やめましょう。

目の下のたるみ取りでよくある15の質問

以下が目の下のたるみ取りでよくある15の質問となります。

Q1 目の下のたるみ取り手術を2日前に受けて内出血が出ています。
内出血を早く引かせる方法はありますか?

残念ながら内出血を早く引かせる方法はありません。
ただ、1,2週間かけて吸収されなくなりますのでご安心下さい。

Q2 1ヶ月間に目の下のたるみ取り手術を受けました。
傷跡の赤みが少し気になります。
これは治りますか?
傷跡の経過はどんな感じでしょうか?

1ヶ月だと傷跡の赤みがまだ気になってしまうこともあります。
ただ、3〜6ヶ月かけて傷は柔らかくなり赤みも落ち着きます。
特に3ヶ月経過すると今よりも全然赤みは引きますので安全下さい。

Q3 1ヶ月前に眉下リフトを受けました。
若干の左右差が気になります。
この左右差は改善しますか?

若干の左右差であれば3〜6ヶ月で改善する可能性はあります。
もし左右差が改善しないのであれば再手術をして改善させる場合があります。
再手術は6ヶ月以上間隔をあけないと基本的にできない場合が多いですので6ヶ月様子をみて改善がないようであれば再手術してもらいましょう。

Q4 3ヶ月前に目の下のたるみ取り手術を受けました。
傷跡が少し目立ちます。
傷跡の修正は可能でしょうか?

3ヶ月前に目の下のたるみ取り手術を受けたんですね。
6ヶ月間かけて傷は綺麗になるため、あと3ヶ月程度様子を見ましょう。
6ヶ月以上経過して傷跡が気になるのであれば傷跡の修正は可能です。
(状態によってはできない場合もあります。)
そのため、6ヶ月以上様子をみて傷跡が気になれば施術を受けたクリニックを受診しましょう。

Q5 目の下のふくらみ取り手術を考えています。
傷跡って目立ちますか?

目の下のふくらみ取り手術の傷跡は下のまつげに沿ってできるためほとんど目立ちません。
傷跡が心配な方は事前に医師に症例写真を見せてもらいましょう。
ご安心下さい。

Q6 目の下のたるみ取り手術を考えています。
目の下のたるみ取り手術で失敗はありますか?

目の下のたるみ取り手術は一般的な手術であり、基本的に失敗はありません。
ただ、以下のようなリスクがあります。

・たるみ改善効果がものたりない可能性
・左右差が出てしまう可能性
・傷跡が目立ってしまうことがある可能性
・外反してしまうことがある可能性
・皮膚が切除されすぎて目が閉じにくくなる可能性
・傷跡が感染してしまう可能性
・血腫がたまってしまう可能性

通常まぶたのたるみに合わせて、適切にデザインして切除するため失敗はありませんが経験豊富で信頼のできる医師を選びましょう。

Q7 目の下のたるみ取り手術を5日前に受けました。
まだ腫れています。
腫れはどのくらいで引きますか?
腫れの経過はどんな感じになりますか?

腫れのピークは2日程度、1週間で50〜60%程度引き、1ヶ月で90%程度引き完成に近いです。
まだ、5日ということですのでここから腫れはかなり引きます。
特に抜糸後から腫れは引きますのでご安心下さい。

Q8 目の下のたるみ取り手術を考えています。
眉のメイクはいつ頃からできますか?

眉のメイクは抜糸の翌日から可能です。
抜糸が5〜7日後ですので、6〜8日後から可能ということですね。
なお、抜糸の翌日からではなく抜糸の当日からメイクしてしまうと稀に感染のリスクがありますので注意が必要となります。

Q9 目の下のたるみ取り手術と目の上のたるみ取り手術を同じ日に受けることはできますか?

同じ日にできます。
ダウンタイムを同じ期間にできるため、一緒に手術を受けるという方も少なくないですね。

Q10 目の下のたるみ取り手術で目の下のふくらみを解消することは可能ですか?

可能です。
目の下のたるみ取り手術では脂肪も摘出します。
そのため、目の下のふくらみも解消しますね。

Q11 目の下の小じわ・ちりめんジワが気になります。
目の下のたるみ取り手術で改善しますか?

改善します。
目の下のたるみを切除することによって目の下の小じわ・ちりめんジワを改善させることができます。

Q12 2週間前に目の下のたるみ取り手術を受けました。
目が完全に閉じません。
これは治りますか?

2週間前に手術を受けたということなので経過を見れば治る可能性も十分にあります。
点眼をしっかりとしながら様子を見ましょう。
数ヶ月間かけて治ることがほとんどです。
手術から1ヶ月経過した時点で担当医に診察してもらいましょう。

Q13 インターネットで目の下のたるみ取り手術やハムラ法の手術を調べると、目が閉じずに外反してしまっている失敗症例が出てくることがあります。
目の下のたるみ取り手術で外反してしまう可能性はどのくらいありますか?

目の下のたるみ取り手術で外反するリスクはほとんどありません。
よほど皮膚を切除しすぎたり、2回目や3回目の手術でなければ大丈夫です。
ご安心下さい。
また、切開による手術ですので信頼のできる医師を選びましょう。

Q14 3ヶ月前に目の下のたるみ取り手術を受けてあっかんべーをしたような状態(外反)になってしまいました。
これは治りますか?

3ヶ月前に目の下のたるみ取り手術をして外反が治らないんですね。
あと3ヶ月程度様子を見れば改善する可能性もありますが、そのままの場合があります。
また、修正手術をするのは6ヶ月以上経過してからが良いです。
そのため、様子を見ながら修正手術の相談を担当医と相談しましょう。

Q15 2ヶ月前に目の下のたるみ取り手術を受けました。
若干の左右差が気になります。
修正手術を受けたいんですが、いつ頃可能でしょうか?

若干の左右差でしたらあと3〜4ヶ月様子をみれば改善する可能性も十分にあります。
なお、修正手術は手術から6ヶ月以上経過してから受けましょう。
手術から3ヶ月経過した時点で修正手術をできる場合もありますが、基本的に傷が柔らかくなった時期が良いので6ヶ月以上待った方が良いです。

まとめ

以上、目の下のたるみ取り手術についてのまとめでした。
いかがだったでしょうか。
目の下のたるみ取り手術は若返り効果があり人気のある手術ですが、リスクはゼロではありません。
そのため、信頼のできる医師を選びましょう。

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