二重・目もと整形

目頭切開のダウンタイムは?医師が教える目頭切開のリスク・ダウンタイムの全て。

「目を大きくしたい」
「平行型二重をつくりたい」
 
という希望の方は多く来院されます。
 
目を大きくする上で一番人気なのは二重のラインをくっきりと形成する「二重埋没法」です。 
 
ただ、二重埋没法では目の横幅を大きくすることはできません。
 
そこで、目の横幅を大きくする施術としては主に
 
・目頭切開
・目尻切開
 
の2つの方法があります。

※目尻切開法に関して詳しくはこの記事参照。
 
その中でも今回は目頭切開を医師の視点から紹介していきます。

目頭切開とは?

目頭切開法は蒙古ヒダと呼ばれる目頭のヒダを取り、目頭を内側に伸ばすことによって目の横幅が広がります。
そのため、目を大きく見せることができます。
また、蒙古ヒダがなくなることにより末広型二重から平行型二重になったり平行型二重がよりはっきりとするような効果も期待できます。
なお目頭切開法の術式は医師によって異なります。
目頭切開法の利点としてはダウンタイムが短いことでしょう。
 
 

目頭切開の効果・メリット

目頭切開には以下のような効果・メリットがあります。

1 目が大きくなる。

目頭を内側に伸ばすことによって目の横幅が広がります。
目を大きく魅せる効果があるということです。

2 平行型二重がつくれる

蒙古襞がなくなるため、平行型二重がつくりやすくなります。
そのため、平行型二重をつくるために目頭切開を受ける方も少なくありません。

目頭切開法のダウンタイムとしては


 
直後は麻酔の影響もあり腫れています。
 
腫れのピークは直後です。
 
ただ、腫れは抜糸の時(5日~7日後)にはもうほとんど落ち着いています。
 
(70〜80%くらいは腫れが引いています。)
 
また、内出血はでる場合とでない場合があり内出血が出てしまった場合は1~2週間かけて吸収されていきます。
 
そのため、「手術日+抜糸の日まで」の合計6日間のお休みをとれば基本的には大丈夫です。
 
(もちろん、お仕事や日常生活は様々な背景があるかと思いますので一概には言えません。経過には個人差があります。)

抜糸の翌日からメイクも可能です。
 
ただ、目頭の赤みは1ヶ月間程度は目立ちやすいことが注意点となります。

また、切開による施術ですので正確に言えば完成には3~6ヶ月程度かかります。

目頭切開法の2つの注意点

1 医師によって施術の仕方が異なる。

目頭切開法は美容外科医によって施術の仕方が異なります。
・三日月法
・W法
・Z法
が一般的な方法としてあります。
それぞれ利点・欠点がありますので説明していきます。

三日月法とは?

三日月法は目頭の皮膚を三日月型に切除し、縫合する単純な術式です。

【利点としては】

目頭切開法において一番容易な術式でありデザインを工夫することによって傷跡が早期から目立ちにくくすることができる点です。
また、切除する幅も1mm単位で調整が可能です。

【欠点としては】

デザインを工夫しないと傷口が目立ちやすいです。
また皮膚を切除しすぎると肥厚性瘢痕といって傷跡が赤く盛り上がり非常に目立ちます。
そのため、肥厚性瘢痕のリスクがあることが最大の欠点と言えるでしょう。
また、三日月法は長期的にみると少し元に戻りやすい傾向もあり大きな変化はさせにくいです。

つまり、元に戻るわりには肥厚性瘢痕のリスクがある手術ということが大きな欠点ということです。

W法とは?

三日月法と同じように目頭の皮膚を切除し縫合します。
切除するデザインは三日月ではなくWです。

【利点としては】

三日月法よりも目頭をしっかりと延長させやすいく後戻りのリスクも低いです。
また、傷も早期から分かりにくいです。

【欠点としては】

三日月法と同様に皮膚を切除する術式になるため肥厚性瘢痕のリスクがあります。

つまり、まとめると三日月法より優れた術式と言えます。

Z法とは?

Z法はZに目頭の皮膚をデザインし皮膚を入れ替えるように縫合していくため目頭を延長することができます。

【利点としては】

皮膚を切除する術式ではないため肥厚性瘢痕のリスクがほとんどありません。
また同様に切除する術式でないがために、万が一目頭切開の手術後に元に戻したい場合も他の術式と比べると元に戻しやすいです。

【欠点としては】

傷跡が目立つ位置にできます。
そのため、手術してから数ヶ月以内ですと傷跡が目立ちやすい術式と言えます。
ただ、最終的な傷跡はほとんど分かりません。

結局、どの術式が良いのか?

・W法
・Z法
をベースに医師が各々工夫を加えて手術を受ける方にカスタマイズして行うことが多いですね。
(三日月法もカスタマイズしてデザインを少し改良すれば良い結果となることも少なくないです。)
事前に医師にどのような方法で手術を行うと良いのか診察してもらいましょう。

2 目頭切開法をしない方が良い人もいる。

以下のような方は目頭切開法をする必要がない、しない方が良いと言えるでしょう。

目頭の蒙古ヒダがない人

元々、目頭の蒙古ヒダがない人は目頭切開法の適応がなく無理にすると不自然になります。
なお、蒙古ヒダがない人は目頭の内側の涙丘というピンク色の肉が見えています。
そういう方は目頭切開法はしない方が良いでしょう。

ケロイド体質の人

目頭切開後に赤く盛り上がってしまうととても傷が目立ちやすいです。
そのためケロイド体質の人は肥厚性瘢痕のリスクがあるため目頭切開法はしない方が良いでしょう。
なお、ケロイド体質の方で控えめに目頭切開の手術を行う場合もありますのでしたい方は医師に相談しましょう。
(その際はリザベンの内服が必須となります。)

平行型二重をつくることが目的の人(ケースバイケース)

平行型二重をつくりたいために目頭切開法を受けたいという人がいます。
実際に目頭切開法をしないと平行型二重ができない人もいますが、二重埋没法や二重術全切開法などの二重の形成術だけで平行型二重ができる人もいます。
二重埋没法等だけで平行型二重ができるかどうかは重瞼棒によるシミュレーションをすれば簡単に分かります。
そのため、平行型二重をつくるために目頭切開法をしたいという方はまずは医師に診察してもらうと良いでしょう。

目と目の距離が近い人

まず、美容外科の洋書に書かれている顔の理想的なプロポーションは「目の横幅と目と目の間の間隔が同じ」というものです。
しかし、西洋人と比べると日本人の顔の造りは平面的なので1割くらい目と目の間隔が広くても良いとも言われています。
そのため、目の横幅よりも目と目の距離が近くなるようでしたら目頭切開法はしない方が良いでしょう。

目頭切開後に傷跡が目立ってしまったら?

目頭切開後に赤み・肥厚性瘢痕などが目立ってしまうことがあります。
そういったときは施術を受けたクリニックを早めに受診しましょう。
その場合主に3つの治療を受けます。

1 内服薬(リザベン)

リザベンという内服薬を1日1〜3回内服します。
ケロイドや肥厚性瘢痕に効果がある薬です。
内服することによって炎症がある程度抑えられ改善が期待できます。
(数ヶ月間内服が必要となります。)

2 注射(ケナコルト注射)

ケナコルトというステロイドの注射を目頭切開後の肥厚性瘢痕の部位に注射します。
注射することによって炎症が抑えられ改善が期待できます。
ただ、注射しすぎると皮膚がひはく化と言って薄くなったり凹んでしまうリスクもあります。
そのため、注射の適応に関しては医師の診察を受けてリスクなども聞きましょう。
なお、注射による腫れは1時間もあれば軽快しますが、内出血のリスクはあります。内出血が出てしまった場合は1〜2週間かけて軽快します。

3 フラクショナルレーザー

肥厚性瘢痕などが落ち着き、赤みがなくなり、成熟瘢痕と言って白い傷跡になった状態の場合行うことがあります。
フラクショナルレーザーは肌を5〜10%入れ替える効果があり、回数をかけるごとに傷跡を綺麗にすることができます。
ただ、注意点としては目頭切開後の瘢痕に関しては回数が必要なわりに大きな改善が期待できないことです。
そのため、適応や改善の程度に関しては医師の診察を受けましょう。

4 再手術

目頭に段差などが目立ってしまった場合は再手術が必要となることもあります。
再手術が必要かどうか医師の診察を受けましょう。

目頭切開の修正をする場合はいつすべきか?

目頭切開を受けて修正手術はいつ頃するべきなのでしょうか。
説明していきます。

1 変化が大きすぎて元に戻したい

目頭切開での変化を元に戻したいという場合が稀にあります。
その場合の再手術は6ヶ月以上あけた方が良いです。
目頭切開の最終的な完成には3〜6ヶ月かかるからです。
また、6ヶ月程度経過していれば傷も柔らかく再手術もしやすいです。
蒙古襞を修正する手術の適応も含め施術を受けた医師に相談しましょう。

2 段差が気になる

その場合は1と同様に6ヶ月以上あけてから再手術した方が良いです。
施術を受けた医師に相談しましょう。

3 変化をもっと大きくしたい

その場合は1と同様に6ヶ月以上あけてから再手術した方が良いです。
目頭をさらに切開できるかどうかは状態にもよります。
施術を受けた医師に相談しましょう。

まとめ。信頼できる医師を選びましょう。

目頭切開法はダウンタイムが少なく、傷跡も分かりにくく目の横幅を大きく見せる効果があり平行型二重をはっきりとします。
ただ、注意点としては医師によって施術の仕方が様々であり傷跡が目立ってしまったり変化がイマイチなことがあることです。
そのため、悩んでいる方は受ける価値の十分ある施術と言えますが症例写真が豊富であり信頼できる医師を選びましょう。

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