二重・目もと整形

【医師解説】二重埋没法のダウンタイムは?二重埋没の腫れ・ダウンタイムまとめ。

二重埋没法は日本でもっとも行われている美容外科手術です。
また、二重埋没法は手軽な手術ですが
・二重埋没の腫れの期間はどのくらいなのか?
・二重埋没のダウンタイムが気になる。
という不安や疑問を持っている方は少なくはありません。
そこで今回、美容外科医の私が二重埋没法の腫れに関して説明していきます

二重埋没法とは?

二重埋没法は切らないためプチ整形と言われて手軽な施術です。
二重埋没法は糸でまぶたを結び10〜15分で手軽に二重をつくることができリスクも少なく元に戻すことも可能です。
そのため、日本で最も行われている美容外科手術であり日本だけで年間数万人以上が受けていますね。

二重埋没法の腫れの期間

【手術直後〜翌日】

腫れのピークは手術直後〜翌日の朝です。
これらの大きな目立つ腫れは2日程度です。
この期間は腫れの影響で二重の幅が2倍くらいに見えてしまうこともあります。

【手術2日後〜1週間後】

手術2日後から腫れはかなり引いていきます。
1週間も経過すると70%くらい腫れは引きます。
一番腫れが引いていく時期ですね。
1週間も経過するとまぶたの腫れ・違和感はかなり落ち着いています。
まわりから見ても二重は自然です。

【手術1週間後〜2週間後】

手術1週間後から2週間後もかなり腫れが引いていく時期です。
2週間経過すると微妙な左右差もほとんどなくなります。
見た目上は完成に近いですね。
まぶたのゴロゴロ感を直後感じていた人もこの時期にはもうないでしょう。

【手術1ヶ月後】

腫れもほぼ100%引き二重の完成です。
(術前にシミュレーションした二重の幅になります。)
左右差もないでしょう。
つまり、二重埋没法の腫れは1ヶ月間あるということには注意が必要ですね。

二重埋没法のダウンタイム

腫れのピークは2日程度、1週間で70%程度腫れはひきます。
二重埋没法の完成は1ヶ月後です。
そのため、厳密に言えばダウンタイムは1ヶ月間となりますが目立つダウンタイムは1週間ですね。

また、クリニックによって指示や基準は異なると思いますが
メイク:24時間後
洗顔:24時間後
コンタクトレンズ:48時間後
からとしているクリニックが多いかと思います。

そのため、最低でも手術後1~2日間は仕事、アルバイト、学校を休むのが無難と言えるでしょう。
心配な方は1週間程度休むと安心ですね。
ただ、メガネをかけれるかどうか、メイクがどの程度できるのか、仕事が昼なのか、二重の幅が広くなっていても大丈夫かなど色々な背景があるかと思いますのでどの程度の期間休んで手術をされるかは人それぞれですね。

二重埋没法の腫れが気になる場合の対処法

二重埋没法で腫れが強く出てしまうことがあります。
その場合は以下のような対処法が良いです。

【二重埋没法をして1ヶ月以内の場合】

二重埋没法をして1ヶ月以内の場合は腫れの影響で幅が広くなります。
腫れが気になる場合は腫れが引くまで様子をみた方が良いです。

【二重埋没法をして1ヶ月以上経過している場合】

二重埋没法をして1ヶ月以上経過している場合は二重のラインは完成しています。
その状態で二重の幅・腫れが気になる場合は糸を抜糸した方が良いことが少なくありません。
抜糸することによって二重のラインはなくなります。
そのため、1ヶ月以上経過して二重の幅・腫れが気になる場合は施術を受けた医師に相談しましょう。

二重の左右差が気になる場合

二重埋没法で腫れ・左右差が強く出てしまうことがあります。
その場合は以下のような対処法が良いです。

【二重埋没法をして1ヶ月以内の場合】

1ヶ月間はまずは様子をみましょう。
二重埋没法を受けて直後は左右差を感じたり、幅が広く感じる場合もあるかもしれません。
しかし、埋没法はまったく腫れていないように見えても、必ず1ヶ月は腫れています。腫れている間は設定より幅が広くなり、食い込みも強く、腫れが引くに従ってだんだん狭くなります。

【二重埋没法をして1ヶ月以上経過している場合】

二重のラインが低く感じる場合→糸を抜糸せずに上のラインに糸を留め直す
二重のラインが高く感じる場合→糸を抜糸して下のラインに糸を留め直す
という修正方法に基本的になります。
また、二重埋没法の施術内容によっては修正手術は3ヶ月間様子をみた方が良い場合もありますので左右差が気になった場合はまずは手術から1ヶ月後くらいの時期に施術を受けたクリニックを受診されると良いですね。

腫れが1ヶ月以上続いてしまう3つのケース

二重埋没法ですが腫れが1ヶ月以上続いてしまう場合も稀にあります。
具体的には以下の3つのケースです。

1 二重埋没法の留める点数が多い場合(4点以上)

4点留めや6点留めなど糸を留める点数が多い場合はまぶたの血流障害が起きて腫れが遷延してしまう場合が稀にあります。
最大で3ヶ月間腫れが落ち着くまでにかかってしまう場合もあります。

2 長持ちする特殊な二重埋没法の場合

糸を連結させたり特殊な二重埋没法の場合、留める点数が多い場合と同様に腫れが3ヶ月間続いてしまう場合が稀にあります。

3 二重の幅が広い場合

二重の幅が広いと腫れでさらに二重の幅が広がります。
そのため、二重埋没法の腫れが長く続いてみえてしまうことがあります。
10mm以上の二重幅、広めの平行型二重の方の場合は完全に腫れがひくまでに少し長い期間がかかってしまう場合が稀にあります。

二重埋没法でなぜ腫れるのが?

二重埋没法がなぜ腫れるのかについて説明していきます。
二重埋没法の腫れには以下の合計8つの要素が大きく関係します。

1 まぶたの状態(厚み、炎症など。)

まぶたに厚みがあるタイプ→腫れやすい
まぶたにかぶれ炎症があるタイプ→腫れやすい
まぶたが薄い→腫れにくい
まぶたが薄くすでに二重のラインがうっすらある→もっとも腫れにくい
というのが一つの目安です。
これはなぜかと言うと、糸で包み込む組織の量が少ないほど腫れにくいからです。
まぶたがうすく二重のラインが既にある方は包み込む組織の量が少ないですからね。

2 希望の二重の幅の高さ

腫れると二重の幅が広く見えます。
そのため、二重の幅が広い方が腫れが目立ちやすいです。
一般的には、奥二重<末広型二重<平行型の順に腫れが目立ちやすいです。
また、10mm以上の二重幅は広いと言えます。
10mm以上で広めの平行型二重をつくる予定の方は特に手術直後〜翌日は腫れが強く出てしまうことを覚悟しましょう。

3 手術中のりきみ

手術中に大きく泣いてしまったり、強くりきんでしまうと腫れが強く出てしまうことがあります。
そのため、手術中は肩の力を抜いてリラックスして受けれると良いですね。
クリニックによっては笑気ガスのオプションがありリラックスすることができるため、利用する価値は十分にあると言えます。

4 留める点数が多い、取れにくい埋没法

留める点数が多ければ多いほど腫れが強く出ます。
4点〜6点留めですと腫れが強く出てしまう傾向があります。
また、いわゆる取れにくい二重埋没法は腫れが強く出ます。

ただ、万が一腫れが強く出てしまっても1週間で70%、1ヶ月でほぼ100%腫れは引き完成しますのでご安心下さい。
しかし、稀に血流障害が起きて3ヶ月近く腫れが続いて二重の幅が広く見えてしまうことがありますので注意が必要です。
必要な点数は留める方法は二重の形やまぶたの状態にもよりますので事前に医師に相談しましょう。

5 糸を結ぶ強さ

強く糸を結ぶと腫れが強くでてしまいます。
ただ、ゆるく結ぶと数年後にまぶたの裏側から糸が出てきたり、まぶたの表面にぽつんと膨らみが出てくる場合があり、さらに二重のもちも短い傾向があります。
そのため、適度な強さで糸を結ぶ必要性があります。
このあたりの力の加減に関しては経験のある医師を選ぶと安心といえるでしょう。

6 糸のかけ方

糸のかけ方も腫れに影響します。
まず、まぶたの裏側の糸をかける位置ですが、
・瞼板法→腫れにくい
・瞼板上端法→腫れにくい
・挙筋法→腫れやすい
という傾向があります。
腫れに関してだけ考えれば、瞼板法もしくは瞼板上端法が良いでしょう。
ちなみに、それぞれメリット・デメリットがあり挙筋法は稀ですが、眼瞼下垂のリスクがあり瞼板法は糸が裏側から出てくるリスクがあります。
ただ、それらのリスクは医師の技術・経験である程度カバーすることが可能ですので経験のある医師であれば安心です。
ちなみに、瞼板上端法が最も安全と言うことができ私はほとんどの症例で瞼板上端法で施術しています。

7 麻酔の量

麻酔の量が多いと手術直後の腫れが目立ちやすいです。
痛みに弱い方、留める点数が多い場合、脂肪摘出も同時にする場合、などは麻酔の量が多くなります。
ただ、直後に腫れてしまってもその麻酔の分の腫れは翌日には軽快しますのでご安心下さい。

8 針と糸

細い針や糸を使用している場合、まぶたの負担も少なく内出血の起きる確率も低く腫れは少ない傾向にあります。

二重埋没法の腫れを早くひかせる5つの方法

1 安静にする (当日帰宅後)

動いたり、笑ったり、うつむいたり、たくさん話したりして
顔面の血流が良くなると当然まぶたにいく血液量も増えるためまぶたの腫れが強くなります。
二重埋没法の直後から日常生活はまったく問題ないですが、できるだけ安静にしましょう。

2 頭を心臓よりも高くしておく (手術直後〜手術2日後)

寝ているとまぶたにいく血液量が増えます。
血液量が増えると当然腫れやすくなってしまいます。
そのため、寝ていると腫れが出やすくなりますので座って休んだ方が良いです。
夜寝るときは完全に平らになるよりはまくらを高くし、少し頭を高くして寝たほうが腫れはひきやすいです。

3 軽く冷やす (手術直後〜手術2日後)

手術直後はまぶたに負荷がかかり炎症反応がおきています。
血流量が増加して、腫れを起こしている状態です。
そのため、炎症を抑制するために冷やすことが重要です。
アイスノンなどを薄いタオルやハンカチにくるみ、適度に冷やすのが良いです。
アイスノンなどを直接まぶたに当てるのは冷やしすぎに該当しますのでやめましょう。
ただ、あまり長期間冷やしすぎると組織の回復が遅れるので冷やすのは手術日を含め2~3日で良いでしょう。
(急性期をすぎると温めて血流を改善させ、十分な酸素と栄養が行き届くようにしてあげることが重要なため)

4 体を温めすぎない (手術直後〜手術2日後)

温めると血流が良くなり、腫れが強くなってしまいます。
入浴、サウナ、アルコール、運動で体を温めすぎないようにしましょう。
腫れを考えると入浴も手術日+手術翌日はせずに、軽くシャワーを浴びるくらいにしておいた方が良いですね。

5 薬を飲む (手術直後〜手術2日後)

炎症を抑える薬を内服すると腫れが少し軽減することができます。
(カロナール、ロキソニンなど有効です。腫れの程度によってはステロイドを少量使用する場合、点滴をする場合もあります。)
クリニックの指示に従って術後しっかり飲んで下さいね。
また、腫れが気になる場合は事前に医師や看護師から術後の注意点を詳しく聞いたり終わった後に施術を受けたクリニックに問い合わせるのも良い手段と言えるでしょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。
二重埋没法の腫れに関してまとめでした。
手軽な二重埋没法ですが、2〜3日程度は腫れが強く出ることが少なくありません。
そのため、腫れが心配な方は手術日+2日程度はお休みをとりましょう。

【関連記事】
【医師解説】埋没で二重幅をどこまで広くできる?埋没で幅を広くするときの注意点
【医師解説】二重埋没の左右差があったらやり直すべき?埋没の左右差・修正について。
【医師解説】二重埋没法は7回が限度?二重埋没法が何回できるのかまとめ。
【医師解説】埋没で失敗した?二重埋没の抜糸の腫れとリスクと注意点。
二重埋没法は腫れる?医師が教える二重埋没法の全て。
【医師の本音】失敗しない二重埋没法の医師・クリニック選びの方法。
【医師が教える】埋没二重の疑問!二重埋没法でよく聞かれる62の質問まとめ。

関連記事